忘年会シーズン、「もう一回ソング」を調べたらいろんな中毒ソングに出会えた件。

あと1週間で12月。もうすぐ忘年会シーズンがやってくる。

忘年会といえば2次会にカラオケ、という人も多いのではないか。

 

カラオケに行くとき、どうしてもついて回るのが「選曲」の問題である。

 

「一曲目からバラードかよ」

「誰も知らない曲歌われても…」

「あー、そういうアーティストが好きなのね」

 

と、思われているんじゃないかという過剰な自意識がストレスをもたらすことも。

まあ周囲に聞いてみると、誰がなにを歌おうが構わない人がほとんどみたいですが。

 

そんな中で、特に30代あたりなら鉄板で盛り上がれる曲がこちら。

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曲の中盤にある「もう一回!」の合いの手は、もはや入れないと失礼ってレベルにまで

浸透しているのではないか。

「もう一回」の他にも合いの手を入れられるポイントがいくつかあり、

歌が終わる頃にはさくらんぼどころか鈴なりブドウのように親交も深まろうというものである。

 

とここで、「さくらんぼ」のような「もう一回」の合いの手が入る

「もう一回ソング」もしくは「もう一丁ソング」にはどんなものがあるのか。

 

気になって調べてみた。

すると、中毒性の高い歌がたくさん見つかったので報告します。

 

 

まず1曲目。

 

福山潤&野島裕史「モリモリマッスルスル体操」

(「もう一丁ポイント」は 0:48あたり)

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声優が出演するバラエティ番組「福山ッスル!」のオープニングソング。

サビに向かう直前、スローテンポからの「Hop, Step, Jump!」が素晴らしい。

そしてサビで差し込まれる「もういっちょ!」の合いの手が気持ちいい。

歌っているのが声優さんだけあって、合いの手の声も心地よいのだ。

 

「体操」の振り付けもあり、忘年会で披露すれば盛り上がること間違い無し。

 

 

2曲目。

 

OS☆U「ガンガン☆ダンス」

(「もう一丁ポイント」は 1:34と3:45あたり)

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名古屋発の16人組アイドルユニット「OS☆U」が歌う一曲。

ユニットの名前は名古屋にある大須商店街にちなむらしい。

 

聞いてみると分かるとおり、ライブで盛り上がることを第一目的にした

非常にノリのいい曲である。

「もう一丁!」が入るのはサビ部分だが、他の部分もほとんど全編サビと言って差し支えないくらい、

つなぎを度外視したキャッチーなメロディーが続いていく。

「もう一丁!」以外にもたくさん合いの手が入る曲なので、覚えればさらに何倍も楽しめる一曲。

 

大須いいとこ一度は来てね」ということなので、是非一度行ってみては。

軽く検索してみたところ、大須は名古屋で住みたい街ナンバーワンだとか。

 

 

 

3曲目。

 

ふぇのたす「すしですし」

(もう一丁ポイントは 3:38あたり)

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中毒性のあるメロディーに、意味不明な単語を並べた病みつき度高めの一曲。

もう一丁の合いの手は終盤にさりげなく入るので、成功すれば歌う人に

「わかってるな」と思われること間違い無し。

 

ふぇのたすは他にも中毒性のある歌を多数制作しているのだが、

昨年惜しまれながら解散してしまった。残念。

 

 

 

4曲目。

 

初音ミクローリンガール

(もう一回ポイントは 1:22 2:31 2:50あたり)

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もう一回ソングはボーカロイドの世界にも進出していた。

 

今までの曲とは違い、合いの手として「もう一回」が入るのではなく

サビの歌詞に「もう一回」が入る曲。

 

ボカロ好きの間では、カラオケの際にはみんなで「もう一回!もう一回!」と

歌うのが定番とのこと。確かに、この「もう一回」の連呼は、みんなで叫べば楽しそうである。

 

チャンスは3回あるので、一度目二度目でミスっても大丈夫。

 

 

 

5曲目。

 

下田美咲「お手を拝借!もういっちょ!」

(もう一丁ポイントは 2:42あたり)

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パリピ感満載の一曲。チャラさ100%ながら、意外と歌唱力が高いのは見逃せない。

盛り上がることに全力が注がれており、大学生のサークルなどならカラオケだけでなく

忘年会の出し物としても成立するのではないだろうか。

 

「ライ縦!ライ横!ライ下田!」の部分に自分の名字を入れられるため汎用性も高い。

 

 

6曲目。

 

挫・人間「☆君☆と☆メ☆タ☆モ☆る☆」

(もう一回ポイントは 3:54あたり)

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この曲は9月にリリースされたばかりで、MVなどが上げられていなかったため

(作られてもいないかも)ファンの方が上げた動画を紹介する。

 

「挫・人間」は男性3人組のパンクバンドとのことだが、

このオタ芸とパンクがどう融合するのか、一度ライブの現場に足を運びたいものである。

 

 

7曲目。

 

ゴスペラーズ「SING!!!!!」

(もう一丁ポイントは 1:40あたり)

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今回挙げているのは基本的に、合いの手に「もう一回」や「もう一丁」が入っている曲なのだが

(歌詞に入っている曲だと際限なくある)、この曲はその原則を外れているものの

ゴスペラーズの新たな一面を知ることが出来たので、あえて紹介してみたい。

 

不勉強のため、ゴスペラーズと言えばバラード、と思い込んでいたのだが

この曲はそれを裏切ってアップテンポでキャッチー。

 

作詞作曲はヒャダインこと前山田健一さん。

ちなみに今回の調査の結果、この人は歌詞に「もう一丁」を多用していることも判明した

でんぱ組.inc「おつかれサマー!」、宮田俊哉「ヲタクだったってIt's Alright!」など)。

 

 

 

以上、「もう一回ソング」「もう一丁ソング」を紹介してきたのだが、

どれも一度聞いたらもう一度聞きたくなる中毒性の高い曲ばかり。

 

ぜひこの曲で忘年会のみならず、いろんなカラオケで盛り上がってほしい。

そして、ほかにも「もう一回ソング」「もう一丁ソング」があればぜひ教えてほしい。

 

 

最後に、番外編としてこの曲を。

 

ゆず「夏色」

(もう一回ポイントは 3:48あたり)

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この曲、本来は「もう一回」は入らないが、ライブでは曲が終わった後に

観客たちが「もう一回!もう一回!」とコールし、北川悠仁が「バカヤロー!」と

叫んでアンコールに応える、というのが定番になっている。

 

カラオケでは再現できない「もう一回!」だが、曲が終わった後に

みんなで「もう一回」コールを連呼すれば ”ツウな感じ”を演出できるのでは。

 

そんなことより、この映像の爽快感がハンパない、のだが。